しいたけ侍
2009年 01月 14日

拙者は阿波の国の
しいたけ侍と申す
このたび、縁あり、貴殿に
お仕えする事、執着至極
このうえは、煮るなり焼くなり
貴殿にお任せする所存なり
よろしくお願い致したく候
「よっ、しいたけ侍。」
今回の取材は、『しいたけ』です。
徳島県の菌床しいたけの出荷量は年間約7000t。なんと日本一の生産量。
(以前より『しいたけ』の取材先を検討中のところ、)
このなかでも県内最大の生産量を誇る櫛渕(小松島市)ではなく、 今回は縁あって、
新野(しんの)木材㈱さんへお邪魔しました。
(取材中は本当に業務妨害ばっか。管理人Aが一生懸命に写真を撮っているいる横で、管理人Sは、世間話か社長さまにタメ口。本当にジャマばかり・・・・。困ったものダ。)
にも関わらず、社長さまをはじめスタッフの皆さまも快く、最後までお付き合いいだだき、ありがとうございました。
上記の『しいたけ侍』は同社の生しいたけ自社ブランド名。 会社入口にもこの看板があり、会社の社風を垣間見る感じ。

しいたけ生産量日本一のなかにおいて、さらにオンリーワンを目指し、日々修行中の『しいたけ侍』。またISO9001も取得され、あつい侍スピリッツ。
見せていただいた『しいたけ』。

スーパーで売っているのとは物が違う。ジクも太くしっかりとしており、カサも開いておらず、さすが、とれたて新鮮。一個の大きさも、いつものとは一回りも二回りも大きく、また肉厚で、しっかりとした歯ごたえ。しいたけにして、しいたけに非ずって感動(びっくり)してました。
今後は当社EDDY号の背面広告として、『徳島~三宮・大阪間』を一緒に修行の旅に。
広告をみて、この『しいたけ侍』にピンときたら、(ここをクリック)。
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新野木材㈱さまの作業風景
『しいたけ』は知っていても、その成長過程は消費者は知らない。ここは、ぜひ取材したい。
快く作業風景を見学させてくれるとのことで、好奇心旺盛な取材班による、取材日記。
毎度毎度あつかしく(反省。)
実は『菌床しいたけ』は、種つけから出荷までに270日もの月日が必要なことを知る。
この『菌床しいたけ』の成長過程を1日で見る。 簡単には大きくならないんですネ。
桃栗3年・・・というように、何ごとにも歳月が必要なんですネ、と実感する。
それでは、 はじまり、はじまり(パチ パチ パチッ)。
①高圧殺菌をしました菌床に『しいたけ』の菌をうえる
↓
②20℃位の温室で120日、培養する。
↓
③菌床の一つひとつに袋をかぶす。ここまでに120日もの歳月が。

④袋をはずす。10~14日、このままの状態で成長をうながす。

⑤かなり菌が成長し、培養がうまくいっている証拠。
ぽつぽつと、しいたけの子どもが芽をだしているのがわかる。

⑥しいたけらしい。この段階から出荷サイズになるまでに130日もかかるとのこと。

⑦出荷するために作業中。おじくの下の方をそっと持ち、菌床からはずす。
プロの技です。おじく強く持つとじくに指の跡が付くとのこと。
しいたけは、かさとじくが命。菌床からかずす時は、そっと、そっと。

⑧明日用。おお~きく育ってネ。

⑨出荷中。トラックに乗せて全国へ。

⑩部長はじめ、笑顔いっぱいの女性スタッフ。

⑪それでは最後に、スタッフの皆さまよりメッセージ。
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新野木材㈱さまの商品のご紹介
木箱入り侍です。

箱入り侍と木箱入り侍です。
