伊島
2008年 07月 26日
伊島を知らない皆さまに、「伊島の魅力」を伝えるべく、趣味と趣味と趣味のために行ってきました。
伊島とは・・・・・四国本土最東端の蒲生田岬よりさらに東へ6kmの海上にうかぶ島。周囲は絶好の漁場。釣り人が大物をねらい一年中やって来ます。イセエビ・アワビ・サザエも豊富で、出会った島民(小学生たち)なんて、「食べ飽きた。」って言うぐらい。またこの島には、自生の伊島ササユリと新野高校の生徒さんがバイオ技術で移植活動をしていますバイオササユリを5~6月には見ることができます。さらに四国本土よりさらに東ってことは、四国で一番早い朝日がみえると思い、ビデオまで持参。晴れますように。
そう、こんな「伊島の魅力」を伝えるべく、どこからみても徳バス社員には見えない格好(首からタオル、リュックの中身は2ℓペットボトルとお菓子。うっ、あやしい、どこから見てもあやしい・・・・。)で出発。
伊島へは連絡船が運航しています。伊島連絡船待合所(乗降場)「答島」へは、徳島バス橘線にご乗車しますと、バス停「舳先(へさき)」より徒歩5分です。なお地図の待合所はH20年9月より少しだけ位置が変更なります。ご利用の際は、お確かめください(☎0884-33-1271)。
連絡船運航時刻表・・・・毎日3便運航しています。(台風等は除く。)伊島へは海上30分の船旅です。
答島発は①8:30、②12:30、③16:15(1,11,12月)③16:45(2,10月)③17:15(3~9月)
伊島発は①7:00、②10:00、③14:45(1,11,12月)③15:15(2,10月)③16:00(3~9月)
旅客運賃・・・・・(片道)大人1,000円、子ども500円です。
と、基本知識はここまで、いざ出発。
どえりゃ~ 晴天!
阿南市にある「答島」から12時半の船にのり伊島へ。見えてきたのは「伊島。はやっ!。」
約30分の船旅で青い海を堪能しつつ、13時に伊島到着、予定どおり。計画は順調、順調。
やたら多い荷物(クーラー5つ、夜食類etc・・・)を旅館へ持ち込み。
旅館のおかみさんが炎天下のなか「猫車」を用意して港で待ってくれてました。(感謝。)
管理人A・・・荷物運び込みですでに息切れ(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
仕事仕事~と管理人Sに促され、計画どおり、釣り班と島めぐり班にわかれる。
本当は釣り班がいい管理人Aを無理やり(「カメラ担当はあなた」の一言で。)散策班に仲間入れさせ、
どう考えても管理人Aは島めぐりには向かない。。。とか思いつつ
港にある地図を見ていると。。。
いきなり管理人Sが島の女の子をナンパ(違います。)に成功し、
島を案内してもらえることになりました!!。(感謝、感謝。決してあやしい者ではありません。)
「1時間もあれば往復できますよ~^^」と女の子。
管理人Aの目に生気が宿ります!(☆∀☆)
おお!余裕じゃん!♪。近いじゃん。あっという間だね~~!!。
漁協前案内板前をスタートし、「松林寺」・「小学校・中学校(校庭は全芝生、裸足でOK。)」の前をとおり、途中休憩もなくもくもくと歩く。そう今は7月25日、14:00。炎天下である。うばわれる体力。
魅力を伝える使命を忘れ・・・・・
管理人A、10分後・・・
「あついね~^^ この道いくのかな~?(^-^)」
管理人A、20分後・・・
「えっ。。。 この道いくの!?( ; ゚Д゚)」
管理人A、30分後・・・
「階段の終りが見えねぇっす ・゚・(つД`)・゚・」
やっと着きました「カベヘラ」。
老体(若いが体力がないだけ・・・。)にムチ打ち、やって来たかいがありました。絶景です。
女の子いわく「赴任してきた先生を一番最初に連れてくる場所」とのこと。島の子ども達はこの断崖を歩いて途中まで普通に行きます。管理人AもSもムリです。勇気がありません。
僕(管理人A)は満面の笑みで言った・・・。「ごめん^-^ ぼくむり^-^」
右半身に違和感を覚えつつあった管理人Aは、ここでリタイア。。。
管理人Sと島の女の子にすべてを託して、旅館へ帰ることに。
軽い足取りで去っていく女の子と、管理人Sを見送って、
自分のコンディションを再確認します!。それと、翌朝はここから地平線から昇る朝日の撮影予定。道はわかった。ここなら5:30起床で間に合いそうだ。
夕方からの釣りタイムへの復活と翌朝の撮影を誓い、
しばらくエアコンの効いた部屋で体をクールダウンします。
釣り組に合流しようと電話するも、釣果はいまいちの様子。
夜に出直す雰囲気なので
ひとりさびしく携帯のメモにこの記事を書いていました(笑)
釣り班の釣果(証拠)写真(7/25のみの釣果、やっぱり日中は今一か、ムネン。)
当日の夕方4:00からの釣果。大物をねらいつつ、アジが250匹。
これで野宿せずにすみます。大物は次回に期待してください。
(言いわけではありません、本当に。)
今回は仕事の都合上、中潮の日となってしまいましたが、名誉挽回、汚名返上と、
過去の実績をここで披露。以前、大潮の日に来た時の証拠写真です。
さー、ここからは「島めぐり体験記・第2弾」
あと(「カベヘラ~の残り)は管理人Sの島めぐり体験にっきが、、、あるはず! 乞うご期待!(by 管理人A)
↓ ↓ ↓
管理人Aの無念のリタイヤというアクシデントを乗り越え、
ここからは実況、私、管理人Sと小学生がお伝えいたします。
管理人Aに別れを告げ(またあとで)残り4分の3、完走してみせます。現在14:45、真昼間。地図を確認すると、本当に進んでない。さあ、気を取り直して先に進もう。次は「伊島灯台」。島のどこにいてもほぼ見ることができる、白い灯台。まだまだ小さい。めざせ、東大。(うっ、字が違う。)
カベヘラから歩くこと30分(途中、地蔵峠にて5分休憩)。この時点で1周1時間はムリと覚悟。到着しました、伊島灯台。伊島灯台は、昭和31年に初点灯し、無線による自動制御装置を備えた完全無人灯台であり、初点灯以来、海の安全を守ってきました。高さ22m。子どもたちもよくここで遊ぶそうです。
すぐ隣りの「のろし跡」も写真におさめ、次は「湿地帯」。
伊島灯台より林の中を歩くこと30分(下りです。でも帰りは上りです)。「湿地」に到着。
ここは昔は水田だったそうで、現在では希少な昆虫たちが生息しています。また環境省の「日本の重要湿地500」にも選定されている場所です。
野尾辺の観音堂はあきらめ、湿地より徒歩10分、通夜堂で折り返し、今来た道を帰ることに。
歩きながら、「ササユリのこと、島の生活のこと、学校のこと」いろいろ話しを聞かせてくれました。道々にササユリの看板があり、こんな看板したら盗られないのかとたずねると、見てもらうための看板で、盗る人への案内と違うとの返事。(本当に大切に育てています、盗らないでね。)
学校の裏山まで帰ってきました。おおー。撮影ポイント。西日がきれいだ。
ずっと、山の中ばっかり歩いていた記憶。ほとんどの場所は舗装がされ、歩きやすいとはいえ、アップダウンはあります。
クーラーのきいた場所へ直行、のども乾いたので島で唯一のコンビニ(漁協組合)へ。
買い物をしながら、楽しいおしゃべり。「今日どーだったでー。」阿波弁が飛び交う中、皆な顔見知りがいい関係。
管理人Aに帰ってきたことを報告すべく携帯を鳴らしかけたら、小学生に「そんなことせんでも、走って行って来たらいいでー。」と忠告されました。便利に慣れ、携帯がなかった時代を忘れた自分に反省。
夕ごはんもおいしくいただき、(写真がないって、すみません、予算の都合上、豪華な写真がとれませんでした。)豪華な写真はムリですが、漁師さんが素潜りで採った近海もの、新鮮な焼き魚、さしみを堪能し、満腹満腹。さー風呂入って、明日の撮影の鋭気を。
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「おはようございます。」釣り班と分かれ、我々は朝日をめざし出発。
でもすれ違う人の多いこと。さすが漁師まち。皆さんお仕事がんばってきてください。
我々はカベヘラまで朝日を撮りに行ってきます。
島めぐり班(管理人A)の最高の一枚(翌日7/26の朝日、inカベヘラ。)
翌日、朝日の撮影も無事終了。任務完了。ネ、ちゃんと仕事してるでしょ。さあー、釣り班に合流。
さっき水平線から顔を出した太陽が、もう山を越そうとしている。まぶしい。今日もいい天気だ。
釣り班いわく、大きいチヌが見えるのに釣れん。
写真はテトラ近くのアジ。この時期にしてはでかい。すくえそう。チャレジするがすくえず。
伊島の風景① ・・・・・ 伊島船着場付近
のどかな島です。当社の橘営業所より30分くらいの場所にこんな所があるなて。
今までダラダラと書いてきましたが、魅力は伝わりましたでしょうか?。
文才がないので、体験して、実感してください、この魅力。
伊島の風景② ・・・・・ 伊島を出発する連絡船「みしま号」
では、ありがとう伊島。
また来るね、お世話になった皆さま、感謝・感謝。ありがとうございました。
【伊島の観光に関する問い合わせ先】
高速バス(阿南-大阪線)徳島バス 0886-22-1811
路線バス(橘線)徳島バス 088-622-1811
伊島連絡船(答島-伊島) 0884-33-1271
旅館桧垣ひがき(宿泊) 0884-33-0310
入船いりふね旅館(宿泊) 0884-33-0303
【今回の登場人物、紹介・・・・・。】
若いが体力のない、管理人A「僕、釣り班がむいてます。体力の限界が・・・。」
老体だが体力のある、管理人S「童心そのもの。アウトドア大好き。限界にチャレンジする。」
2人の目の前にあらわれた伊島案内人、女神さま2人「島内1周1時間と豪語する強者。」
他、釣り班2人(釣果ないときは野宿覚悟、「テント忘れてきた-----。」)